福 聚 会


福聚会とは

越前市内から常に見え、親しまれている村国山の中腹高台500坪に鎮座する芦山観音(白衣観音像)。
夜はライトアップされ、年中常時、越前市を見守り続けています。
大正12年9月に関東大震災が発生し、死者15万人、被災人口150万人と言われ、想像もつかない損害を被り、人々の悲しみ苦しみは頂点に達したと思われます。
このことが日本全国いたるところに伝わりました。
大正13年9月、武生町(現越前市)において、会員60名にて福聚会が組織されます。
大正14年10月、山本甚右衛門を初代会長に数名の発起人により、青銅の観音像が地域の安泰と住民の幸福を祈願して、創建された歴史から始まります。
以来、80余年、福聚会会員が先祖、有志先人の意志を継承し、永久に芦山観音を存続維持するためにお守りする活動を続けています。
福聚会は、宗教、宗派の別を問わず、芦山観音を永久に存続、保全維持し、お守りすることを目的とする会員組織です。
『福聚会』の名称は、第67世永平寺管長北野元峰((げんぽう)氏の命名によります。

村国山中腹の『芦山観音像』

越前市役所前の時計台より見た『芦山観音像』